院長・副院長紹介
院長紹介

にいじゅく組合診療所は、終戦直後の物がない時代に、私の母が地元である新宿の人々とともに、米や味噌、醤油、野菜などを手に入れるために作った「新宿消費生活協同組合」を母体としています。
私はそんな母の活動を助けるために医師になり、母が亡くなった後は医師として、この診療所を引き継ぎました。博士号は貰いましたが、研究者というよりは生粋の内科医で、現在の肩書も「内科認定医」です。
私自身もこの”にいじゅく”の町で生まれ育ちました。患者さんは同級生や近所のおばあちゃんなど、同じ町で暮らしてきた仲間ばかりです。
地域密着の診療所ですから、どんな方にも、わかるまで懇切丁寧に説明をするように心がけています。そのため1人の診察時間に30分ぐらいかかってしまうこともあります。
ある時患者さんに「お待たせして申し訳ありません」と謝ったところ、「かまいません、いつか私も時間をかけて説明してもらわなくてはならないときがあるかもしれませんから」と言っていただいたこともありました。
このように下町ならではの温かい人情とお互い様の精神に助けられ、大変ありがたいといつも感謝しております。
これから主な診療は息子が引き継ぎますが、もう数年は患者さんのお顔を見ていきたいと思います。これからも引き続き、よろしくお願いいたします。
経歴
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千葉大学医学部 (1961年卒)
千葉大学医学部附属病院第1内科入局
松籟荘(結核療養施設)
幸手病院
千葉大学医学部付属病院第1内科
国保千葉病院(現 JCHO千葉病院)
現 にいじゅく組合診療所院長
所属・資格
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医学博士 介護保険意見書記入指定医
副院長紹介

こんにちは、副院長の網代洋一です。
私自身は、これまで大学病院や地域中核病院で「循環器専門医」「不整脈専門医」、「総合内科専門医」として経験を積んでまいりました。
また、15年以上にわたり睡眠時無呼吸症候群に関わり、前医療機関では300人を超える入院・外来診療とその立上げに携わってきました。
私は、患者さんが「笑顔で、元気でいらっしゃる」姿を見るのが大好きです。そのためにも、総合内科・一般循環器内科診療を通じた病気の早期発見や、生活習慣病や持病の細やかな管理を通じて重大な病気の発症を少しでも遅らせ、あわよくば発症自体を予防する事(一次予防・二次予防といいます)を大切にしています。
父を見ていたせいでしょうか。私のもう一つの想いは「地域医療」です。今までは大学病院・地域中核病院の医師としての関わりですが、これからは地域のかかりつけ医として、より積極的に地域医療に携わりたいと思っております。そして、父の背中を追って、理想の地域医療を担う、より優しい診療所をめざしていきたいと考えております。
これからも地域の一員、同じ町の仲間として、両親や祖父母が築いてきた地域とのつながりを大切に守りながら、皆さんの笑顔と健康を守るべく努めてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
経歴
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1994年 国立千葉大学医学部卒業 1994年 東京女子医科大学 循環器内科 1997年 立正佼成会付属佼成病院 循環器内科 2000年 都立多摩総合医療センター(旧都立府中病院)循環器内科に勤務 2001年 東京女子医科大学 循環器内科(2002年~助教) 2006年 ユタ大学(Cardiovascular Research and Training Institute)留学
東京女子医科大学 循環器内科 非常勤助教2009年 国立病院機構横浜医療センター循環器内科 2013年 国立病院機構横浜医療センター循環器内科部長
国立病院機構横浜医療センター臨床研究部生化学遺伝子研究室室長2019年 にいじゅく組合診療所 副院長 国立病院機構横浜医療センター臨床研究部客員研究員
資格
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医学博士 日本内科学会認定医・総合内科専門医 日本循環器学会認定 循環器専門医 日本不整脈心電学会認定 不整脈専門医 ICD/CRT研修履修 15条指定医(身体障害者手帳診断指定医:心臓機能障害) 難病指定医 介護保険意見書記入指定医 葛飾区「認知症連携医」 Fellow of Asian Pacific Society of Cardiology 日本医師会「指導医のための教育ワークショップ」修了 日本医師会「かかりつけ医機能研修」修了
所属・所属学会
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日本心血管協会評議員 日本医療機能評価機構認定病院患者安全推進協議会委嘱委員 東京女子医科大学循環器内科 非常勤助教 日本内科学会 日本高血圧学会 日本循環器学会 日本プライマリケア連合学会 日本心臓病学会 日本抗加齢学会 日本不整脈心電学会 日本医療マネジメント学会 日本心不全学会 アジア太平洋心臓病学会(APSC) 日本心エコー図学会 アメリカ循環器学会(AHA) 日本睡眠学会