Q&A

動悸とはどのようなものですか?

広辞苑には「心臓の鼓動が通常よりも激しいこと、胸がドキドキすること」と記載されています。

循環器では「不整脈」の症状としてとらえます。「不整脈」は脈が規則正しくなくなること、具体的には”脈が速くなる”、”脈が遅くなる”、”脈が抜ける(結滞といいます)”、”脈がバラバラになる”ことを示します。

患者様からのよくある訴えかたは、「動悸がする」「ドキドキする」「脈が引っかかる」「脈が抜ける」「脈がバラバラになる」といった表現でご相談を受けることが多いです。そのほか「何とも表現しづらい胸の違和感」と表現される方もいらっしゃいます。この中で、「脈がバラバラになる事が続く、特に丸1日続いた場合」はすぐにご相談下さい。また動悸の際に「冷汗をかく」「意識が遠のく」「明らかに息切れなど運動能力が落ちる」といったひどい症状を伴う場合には是非ご相談下さい。

ちなみに、緊張した時や運動した時は「ドキドキ」しますよね。「ドキドキ」すべき時に「ドキドキ」するのは正常です。また、不整脈の多くは、実はほっておいても心配ない不整脈が多いので、過度に心配しなくても大丈夫です。とはいえご自身ではなかなか判断できないことも多いと思うので、気軽にご相談ください

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